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まおの日記

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近況報告

 もう少しネオチは続くと思うんですが

今回オチてる理由を。

先週、実家の父が食道に癌があるのが

わかりました。

前回の胃癌の手術から5年目になるので

そろそろ安心しても良いだろう、と

思ってた矢先だったので本人も精神的な

ショックが大きかったようです。

唯一の救いは、かなりの早期発見だった事でした。

9日の月曜から入院し、次の日10日に手術だったので、

火曜のバイトを無理矢理休みにしてもらい、

月曜から水曜まで急遽帰省しました。

父からは、内視鏡だけの手術でそんな

大事じゃないから、わざわざ時間と金使って

帰ってこなくていい、と言われましたが

自分の親が手術するって時に

笑顔で接客できる程出来た人間じゃないので。

入院の日と、手術直前まではいつも通り

元気で、手術と言っても内視鏡での手術

だったので、検査室での手術だったのですが

検査室に入っていく父に

頑張ってね、と声をかけるといつものようにのんびりと

おおよ、と入って行ったんですが、

しばらくすると今まで聞いた事の無い

父のうめき声と、それを落ち着かせる医師の声が

聞こえてきました。

最初その声が父だとわからず、

ただ呆然としていたのですが医師が父の名前を

呼んでいるのが聞こえて初めて父だとわかりました。

後から聞くと全身麻酔ではなく部分麻酔だったとの事。

最初の話では手術自体は2時間程で終ると聞いていたのですが

父の場合出血が酷かったようで結局最初の話の倍、

4時間程かかりました。

そしてその日は病室では無く、観察室で

夜を越し、水曜の昼に私が病院に行った

時もまだ観察室に入ってる状態でした。

面会時間よりも大分早く行ってしまったんですが

看護士さんが部屋に入れてくれ、

丁度その時父も目が覚めており、

少し話しをする事ができたんですが、

その間も何度も嘔吐し、今まで私や

姉の前では決して「痛い」や、「辛い」

などと言わなかった父が

何度も痛い、しんどい、と言っていました。

そして少し眠るからメシでも食ってこい、

と言ってきたのでそれに従い検査室を出て、

ぼんやりとしてると祖母と父の兄2人が

来て、待合室で看護士さんから

OKが出るまでみんなで待つ事数時間、

体調が落ち着いてきたので病室に戻します、

と言われ父に再び面会できたのは

午後4時前でした。

その日面会時間いっぱいまで居て、

それから千葉に戻ろうと思ってたのですが、

父が今日はこんな状態でろくに

喋れもせんから、お前はもう帰れ、

と言ってきました。

意地っ張りで負けず嫌いな父なりの

気遣いと精一杯の強がりだったんだと思います。

じゃあ帰るけど、来月帰って来る時には

ちゃんと家で待っててね、と言って数年ぶりに

触れた父の手がとても小さく感じられ

何ともいえない気持ちで新幹線に乗って帰ってきました。

ホントは入院中ずっと滞在していたかったのですが

現実問題それは無理なので

後ろ髪ひかれる思いでした。

でも今日祖母に電話し、今日の体調はどうだったのか

と聞くと、今日は大分良くなってるようで、

1人で歩く事もできたそうで少し安心しました。

特に命に別状は無いとわかってても怖いです。

しいて言うなら止まってる時限爆弾抱えてる気分です(笑)

このまま順調に治って早く退院してもらいたいです。

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